こんばんは。代表の増子です。
先日、今年の「都道府県魅力度ランキング」が発表されました。
調査を行ったのは、民間調査会社のブランド総合研究所という会社です。
毎年何かと注目されるこのランキングですが、1位よりもむしろ最下位が不名誉な形で注目されています。
今年は我が栃木県が最下位になってしまいました。
前年43位からまさかの最下位転落である。
今までも下から数えた方が早い順位ではあったのだが、有名観光地の「日光」を擁しているため、最下位になるとは思ってもいなかったようで、県知事をはじめとした関係者はショックを受けていたようです。
前年までは7年連続最下位となっていたおとなりの茨城県は42位に浮上し、鮮やかに脱出しました。
栃木県の魅力って何?
とはいえ、栃木県は名物・観光地共に豊富です。
先程も述べた、世界遺産の日光東照宮を中心に、華厳の滝や奥日光、鬼怒川温泉が有名な日光市。
那須高原や塩原温泉などが人気の那須塩原市や那須町。
この2つの地域は、全国的に人気の観光地として有名で有り、魅力も高いです。
特に日光市は都道府県と同時に発表された市区町村の魅力度ランキングでは、13位と上位にランキングされています。
ちなみに12位は神奈川県箱根町で、14位は沖縄県那覇市です。
そして「とちおとめ」や「スカイベリー」などのブランド名で有名ないちごの生産量は、なんと50年連続で日本一です。
いちごといえば栃木県と言っても過言ではないです。
また県庁所在地の宇都宮市においても、「餃子の街」としてアピールしており、栃木県といえばこれだといった名物が存在します。
ちなみにですが、別会社の調査ではありますが、人口50万人以上の全国28都市の「住みよさランキング」で、宇都宮市は3位でした。
今後の課題と北関東の呪縛。
上記にあげたように、栃木県には魅力的な場所や物がたくさんあり、他県と比べても決して劣ってはいません。
しかしながら、その魅力を魅力度として伝えられるようなアピールが足りていないのでしょう。
人から聞いた話ではありますが、関西の方たちは日光が栃木県にあることを知らない方が多いそうです。
いっそのこと日光県に改名した方がよいのではとの意見があるようです。
また、北関東の3県は、このランキングでは常に下位にランクされており、ライバル意識が強いのか、お互いが足の引っ張り合いを行っているような、負のスパイラルに陥っています。
ネタとしては面白いのでしょうが、相対的に魅力度を下げてしまているように思われます。
思い切って北関東3県で共同アピールをしてみたら面白いかもしれませんね。
北関東=地味(すいませんm(_ _ )m)といったイメージの脱却こそが、魅力度上昇につながるような気がします。
下野新聞の記事には「茨城県”定位置”を脱出」なんて、かなり失礼な記事を書いていましたからね。
こういうったところから改善していった方がよさそうです。
福田知事は調査会社へ直談判。
福田知事怒ってますね。
わざわざ東京まで行って、直接、調査方法の変更を申し入れしたそうです。
調査会社に悪意があったわけではないでしょうが、大ごとになってしまいました。
それでも、ランキングが発表されて最初のアピールとしては、個人的にはよかったと思っています。
SNSでは大人げないや、自虐ネタにしろなどの否定的な意見が多いようですが、不名誉な称号を与えられ、黙って見過ごすのもいかがなものかと思いますし。
U字工事かザ・タッチに自虐ネタにしてもらっても、笑えるのはその時だけで、むなしさが残りそうです。
福田知事は申し入れ後に取材に応じ、「今が底。そこからはい上がる。倍返ししたい。」と答えたそうです。
直樹を意識しているのは別として、前向きな回答だと思えるので、今後の知事の栃木県のアピールに期待したいdeath。
いずれにせよ民間会社のランキングに対し、知事が申し入れしたという事実は大きく、来年以降のランキングは、いやがおうでも大きな注目を集めることになりそうです。
昨年までは茨城県が7年連続最下位と、悪い意味でぶっちぎっていたのので、ネタランキングの扱いに近かったのですが、栃木県が最下位になったことで、今後は仁義なき最下位争いがより注目されそうです。
調査会社の方も重い責任を背負うことになってしまったようです。
栃木県に住んでいる一住民としては、栃木県のアピールが成功し、魅力度が上がり、移住者や観光客が増え、県が発展することを心から望んでいます。
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