こんばんは。代表の増子です。
2022年9月に開通を予定していた大谷スマートインターチェンジですが、
宇都宮市議会において佐藤栄一市長から2025年度に延期されるとの回答がありました。
原因は新型コロナウイルス感染症だそうです。
まあ確かにこのご時世ですから、積極的に用地の買取交渉も難しいのでしょうから、仕方ない部分もあるのでしょう。
とはいっても、一気に3年以上も延期するわけですから、コロナの影響がなくても2022年の9月に間に合わせるつもりがあったのかは、疑問が残ります。
私も予定地の近所に住んでいるため、宇都宮市の職員の方と話す機会が何度かあります。
3年ほど前に、「2022年9月の開通に間に合うのですか?」と尋ねてみたところ、「予定はあくまで予定です」との何か意味深な返答をされたので、コロナがなかったとしても遅れるのは想定していたことのようです。
開通を楽しみにしていた方にとっては残念なことになってしまいましたが、2025年まで待つしかないようです。
大谷街道の拡幅工事は順調そう。
大谷スマートインターチェンジとの接続道路として利用が増えるであろう大谷街道ですが、道路拡幅工事は順調そうです。
宮環から東北自動車道の東へ少し行ったところ(ファミリーマート駒生店の辺り)まで拡幅の予定ですが、工事が完了しているところも増えてきています。
東北自動車道より東側に関しては、まだ用地買収の交渉が始まってはいないようでなので少し心配ですが、大きな遅延はなさそうです。
インターチェンジの工事は未着工。2025年にも間に合わない?
順調な大谷街道に比べて、インターチェンジは未着工のままです。
未着工というよりも、用地買収が進んでいなくて着工できていないといったほうが正しいかもしれません。
インターチェンジの予定地周辺では地域住民の反対も根強く、今後も用地買収が難航することが予想されます。
住民の中には反対の立て看板を掲げる方も多く、宇都宮市に対する不信感もあるようです。
地域住民からは通学路の安全性の確保や、必ず悪化するであろう交通渋滞に対する懸念も強く、宇都宮市には誠意のある対応が求められそうです。
とはいっても、インターチェンジの開通を待ち望んでいる市民も多くいるため、地元住民にもデメリットが少ないように上手くまとめてほしいものです。
大谷スマートインターチェンジの最初の説明会が行われたのが平成25年でしたので、もう9年経つことになります。
現地はいまだに着工されておらず、計画は順調には進んでいないようです。
新型コロナの影響もあるのでしょうが、一番の原因は地元住民の理解を得られていないことが原因のようです。
住宅が立ち並んでいる場所に高速道路のインターチェンジを作るわけですから、通常の公共事業よりもより丁寧な説明が求められます。
説明会に参加した私個人の感想ではありますが、宇都宮市の担当の方には誠意とか丁寧さといったものは感じることはできませんでいた。
また、この公共事業が市民にとってどれだけメリットがあることを諭すような熱意も感じられませんでした。
宇都宮市のネットワーク型コンパクトシティの推進のためには、インターチェンジの存在は重要な位置を占めるはずです。
まだ計画の段階ではありますが、LRTの大谷地区までの延伸構想もあるようです。
この辺の計画が実現に向かえば、大谷地区の観光資源の活用やオリオン通りなどの中心街の再活性にもつながるはずです。
地域住民の中にはインターチェンジの有用性を理解している方もいます。
その方とお話しさせていただく機会があったのですが、大谷スマートインターチェンジに対して、「宇都宮市の発展と公共のメリットのためには、地元の多少の犠牲は仕方ないかもしれない」と、おっしゃっていました。
インターチェンジの開通予定は2025年に延期されましたが、地元住民との交渉はまだこれからのようです。
全ての方に理解して貰うことは難しいかもしれませんが、この計画が宇都宮市にとって大義があるものであるならば、その熱意と誠意を地元住民に示してインターチェンジ完成を目指して欲しいと思っています。
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