こんばんは。代表の増子です。
先日、プロ野球のドラフト会議が行われました。
今年は高校生の野手に逸材が多く、ドラフト1位の指名も高校生野手の3選手に集中する形となりました。
個人的には、スター選手がパ・リーグに多く在籍しているため、小園選手と根尾選手がセ・リーグに来てくれて良かったと思っています。
明日からは、日本シリーズが始まります。
どちらが勝つにしても、白熱した好ゲームを期待しています。
さて、本日のテーマですが、
宇都宮市の新築一戸建ての相場はどれくらい?①戸祭・細谷・宝木・国本地区
です。
宇都宮市内には多くの新築一戸建て(建売)物件がありますが、地域によって相場に乖離があります。
不動産の価格はその地域の事情や需要が大きく反映されます。
今回は、宇都宮市に新築物件を供給している、パワービルダーの物件を中心に、地域の相場とその容易について解説していきます。
パワービルダーについてはこのブログのほかの記事で触れていますので、そちらを参考にしてください。
第1回目の今回は、戸祭・細谷・宝木・国本地区です。
この地域の、新築一戸建ての平均価格は現在、約2,150万円です。
値引きの幅やこれからの価格の下落を考慮すれば、最終的な平均売価は2,000万円前後になりそうです。
一番安い物件は1,690万円で、一番高い物件は3,290万円です。
結構、バラツキがありますね。
土地の大きさや建物の大きさなどの違いもありますが、この地区は南北に大きく、宮環を挟んで土地の価格と需要に大きな差があるため、さらに地区内でエリア分けをして、新築一戸建ての相場を検証してみます。
戸祭地区は、戸祭の名称が付く地域です。
宮環の外側に在る上戸祭町や上戸祭1~4丁目は、戸祭地区の中でも物件価格は一番安い地域です。
宮環の外側という理由だけではなく、道路が狭いところが多く、日光街道から少し入っただけで、車の運転がしづらくなることも物件価格が安くなってしまう原因になっています。
土地面積が50坪以下でそれほど大きくなく、南道路以外の物件は、価格では2,000万円を下回ってくる新築一戸建てがほとんどです。
宮環の内側に在る上戸祭町の一部や中戸祭町は、こちらも道路事情は良くないのですが、宮環の内側ということで商業施設が充実しているためか、価格はそれほど安くはなりません。
物件の条件にもよりますが、平均相場は2,500万円前後になります。
競輪場通り周辺の下戸祭1,2丁目や戸祭町は滅多に新築一戸建ては分譲されませんが、3,000万円を超える価格設定で新築一戸建ては販売されている地域です。
宇都宮市の中心部に近い立地もさることながら、区画整理が行われた下戸祭は道路も広く整った町並みのため、人気があり需要も安定しています。
また、この2つ地域は釜川沿いで周辺より低くなっているため、地盤があまり良くないのも特徴です。
戸祭小学校周辺の戸祭1丁目~4丁目と中戸祭1丁目ですが、こちらの地域の相場は約3,000万円前後です。
パワービルダーの新築物件はそれほど多く出てこない地域です。
頻度で例えるなら、半年に一度程度です。
戸祭小学校と星が丘中学校が人気があることと、利便性の高い閑静な住宅街のイメージからか、条件の良い(南道路とか土地面積が大きいとか)物件は、多少相場より高くても建築中に売れてしまいます。
細谷地区は細谷町・細谷1丁目・若草1~5丁目の地域です。
この地域も宮環によって別れています。
宮環の外側に在るのは細谷町の一部・細谷1丁目・若草5丁目です。
新築一戸建ての相場は2,500万円前後になります。
細谷町は2,500万円以下、細谷1丁目と若草5丁目は2,500万円以上といったイメージです。
若草2~4丁目は宮環の内側に在ります。
新築一戸建ての相場は3,000万円未満、2,000万円台の後半です。
3,000万円を超えると、少し高く感じます。
この地域は、土地面積の大きな空き地が少ないため、他棟数の新築分譲現場は滅多に販売されません。
1棟現場が多いのも特徴です。
土地面積が50坪未満で、建物もそれほど大きくない場合は2,500万円未満で販売されることもあります。
宝木地区は、宮環の内側が宝木町1丁目・駒生1丁目と2丁目、宮環の外側は宝木町2丁目、駒生町です。
駒生1丁目と駒生2丁目は、道幅が狭い地域が多いため、宮環の内側にしてはそれほど価格は高くなりません。
2,500万円未満の物件が多いです。
それでも2,000万円を切ることはほとんど無いです。
宝木町1丁目もそれほど道路事情は良くないのですが、容積率が60%で指定されている地域が多く、建売住宅も土地面積が大きくなりがちです。
土地面積が大きいと物件価格は相対的に高くなります。
価格は2,500万円を超えてくる物件が多いです。
3,000万円を超えると高く感じる地域です。
宝木町2丁目は広いため、同じ町内でも状況が異なります。
とちぎ健康の森周辺(宝木小学区)は、バス便も多く大谷街道も利用しやすいため、需要は安定しています。
2,500万円を下回る価格が相場になります。
2,500万円を超えてくると、割高感を感じます。
西が岡小学校・宝木中学校周辺は、近年、大規模な開発分譲が多く、新築の住宅が増えている地域です。
容積率も60%で指定されている地域が多いため、土地面積が大きい住宅が多いのも特徴です。
それでも、交通の便がそれほど良くないためか、相場は2,200万円から2,300万円程度です。
数年前までは、2,000万円を下回る物件が多かった地域ですが、開発が進み、町並みが整備されたため、そのような物件も少なくなりました。
駒生町も広いため町内で状況は異なります。
また、宮環の外側の駒生町は容積率が60%のところが多く、土地面積は他の地域と比べたら大きく分割されています。
コジマ電気の裏側(宝木小学区)は、田んぼが多く、住宅地のイメージがあまりないのか、土地の価格はそれほど高くはありません。
この地域は、以前、沼地だったところもあるらしく、周辺より低くなっている所は、地盤に注意が必要です。
相場は2,200万円から2,300万円といったところです。
それでも、宮環にでやすい立地からか、2,000万円を下回る事もあまり多くはないです。
東北自動車道に近い駒生町は、城山東小の学区になります。
こちらの地域は住宅は多いのですが、道路の狭いことと、小学校の規模が大きくなく、学区限定で新築一戸建てを探されている方が少ないため、需要がそれほど強くありません。
したがって、新築一戸建ての相場も2,000万円前後あたりになります。
土地面積が60坪を超えてくれば、2,000万円以上で販売されていますが、50坪より少し大きいぐらいの土地面積の新築一戸建ては、ほぼほぼ2,000万円を下回っての販売になります。
国本地区は宝木本町と野沢町です。
対象地区のほとんどは、晃宝小学校と国本中学校の学区です。
宝木本町は一部細谷小の学区にもなっていますが、新築一戸建ての相場は、同じ町内で大きく変わることはないです。
宝木本町も、町内のほとんどが容積率60%の指定を受けています。
土地面積が約80坪ほどある新築一戸建ては2,000万円以上の価格で販売されますが、約50~60坪程度の土地面積の物件の場合、ほとんど価格は2,000万円を下回ります。
北道路物件や道路が狭い物件などの中には、1,600万円台や1,700万円台まで値下がりする物件もよくある地区です。
野沢町も宝木本町と似たような相場ですが、日光街道に近く住宅地として発展しているため、商業施設も多く、バス停も近く利便性も高いです。
土地面積は野沢町の方が宝木本町よりは狭い物件が多いです。
宝木本町と野沢町では常に物件は供給され、販売を続けています。
土地の値段も安く、市場に出回る情報が多い地区のため、パワービルダーにとては、土地を買いやすい地区だからです。
故に、この地区の新築一戸建ては、常に供給過多の状態になっており、価格は高くはなりません。
これから住む地区にあまりこだわりが無く、価格重視で新築一戸建てを探している方は、国本地区が良いかと思います。
土地面積もある程度の広さが確保されるので、その点も魅力のある地区です。
ここ数年では、この地区の新築一戸建ての相場が、宇都宮市内では一番安くなっています。
いかがでしたでしょうか。
様々なハウスメーカーが新築一戸建ての建売住宅を宇都宮市内で分譲していますが、メーカーごとの価格差が大きくなってしまうため、「パワービルダー」に限定して、相場を紹介させていただきました。
新築一戸建てを購入する方の参考になれば幸いです。
今後も、不定期にはなりますが、宇都宮市内の別地区の相場も紹介していきたいと思っています。
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