こんばんは。代表の増子です。
今年は台風がよく発生します。
木曜日から金曜日にかけて大型の台風が日本列島を直撃しそうです。
宇都宮市は、大きな台風の被害を受けた印象は少ないですが、最近の気象状況を考慮すると、災害に強い宇都宮もいつ大きな被害に遭うかはわかりません。
防災に対する意識と準備は常に心掛けておきたいところです。
さて、本日のテーマですが、
田舎暮らしのメリットとデメリット。宇都宮市は田舎なのか?
です。
宇都宮市は田舎じゃないとは思いますよ。
新幹線も停まるし、高速道路も充実しているし、なんてったってLRTが走るようになるわけですから。
しかし、東京中心でみると田舎となってしまうかもしれませんね(北関東3県はみんなそうでしょう)。とある雑誌を読んでいたら、「宇都宮市で田舎暮らし特集」とありましたから。
確かに、宇都宮市は自然が多く緑豊かな地域もあります。
そのような地域は田舎暮らしには良いかもしれません。
個人的には、宇都宮市は都会の部分と田舎の部分が良い感じで交ざった「ハイブリッドシティ」だと思っています。
今回は、最近注目を浴びている「田舎暮らし」について、メリットとデメリットを説明していきます。
・食べ物が新鮮で美味しい。
都会で野菜を買うのと田舎で野菜を買うのでは、同じ金額でも買える量に大きな差が出ます。
新鮮な野菜ってほんとに美味しいですよね。
田舎では、自給自足で自宅の庭などで野菜を栽培している方が多いため、作る喜びも同時に味わうことができます。
これからの世の中は、世界的にみれば人口増大による食糧不足の時代に突入していきます。
バイオ技術等で野菜を栽培して、不足分を補うことも可能かもしれませんが、
より栄養があり安全な野菜は、田舎の人しか食べる事ができなくなるかもしれません。
それだけでも、田舎暮らしの価値はあると思います。
・ご近所づきあいが盛ん。
都会のマンションやアパートで生活していると、隣に住んでいるのがどんな人かわからないということがよくあります。
実際、私もそうでした。
田舎の人たちは近所づきあいを大事にする傾向が強いです。
野菜の物々交換なども頻繁に行っています。
いろんな人に声をかけてもらえるので、人の温かさを感じながら生活できるはずです。
・住居費が安い。
田舎は都会に比べて土地が安いので、住居費はかなり安く出来ます。
仮に都会と同じ金額を出せば、かなり大きな面積の土地を手に入れることが可能です。
宇都宮市の場合、市街化調整区域で土地を購入して家を建てる場合は、15年以上の居住実績を求められる場合がほとんどのため、注意が必要です。
建築条件に関しては各自治体で異なるため、その都度確認して下さい。
現実的には、中古住宅を購入してリフォームする方がほとんどのようです。
賃貸で家を借りたとしても、田舎は家賃が安いので浮いた分を他のことに使うこともできます。
・治安が良い。
田舎は人が少ない分、人と人との距離が近いため、地域が子ども達を把握しているということがあります。
その辺を歩いている子どもや、遊びに来ている子どもがどこの子どもだとすぐにわかります。
地域の全員が顔見知りのため、知らない人が来ればすぐにわかります。
・仕事が少ない。
私が地元の新潟県に戻らなかった最大の理由が仕事の少なさです。
私が新卒の頃は、就職氷河期だったため、本当に地方には仕事がありませんでした。
今では景気もある程度回復し、地方の有効求人倍率も持ち直しましたが、それでも都会に比べて職種が豊富とは言いがたいです。
田舎で暮らす場合には、仕事に関してはある程度妥協が必要かもしれません。
・学校が遠い。
人が少なければ生徒数も少なくなるため仕方ないことではあります。
田舎は少子高齢化が進行している地域のため、将来的には最寄りの小中学校が統廃合によって通えなくなってしまうということも想定しなければなりません。
歩いて通える距離なければ、家族の送り迎えが必要になるため、負担が増えてしまいます。
・住民達の結束が強すぎる。
地域住民の結束が強いことはメリットともいえますが、昔ながらの結束が強いところは、必ずと言って良いほどよそ者扱いされます。
特に、地域の行事に力を入れているところなどは、1つ参加しないだけでも嫌みを言われ、それが続くと、仲間はずれにされ「村八分」の扱いを受けることも。
特に年配の方ほど、地位勤怠する思い入れが強く融通が利きにくいため、お付き合いするにも気配りが必要になります。
・土砂災害等に注意が必要。
田舎は都会に比べて、土砂災害に対しての安全対策が遅れています。
宅地として整備されているとこも多くないため、家の近所や裏側が斜面や川だったりする住宅が多くみられます。
最近は集中豪雨が多いため、どこで土砂災害が起きてもおかしくはないです。
これから、田舎で住宅を探す方は安全面を第一に優先して、住宅を探すことをお勧めします。
いかがでしたでしょうか。
少し前までは、定年退職した夫婦が田舎に安らぎを求めて移住するケースが多かったですが、最近では、若い世代の方が小さい子どもと一緒に田舎に移住するか方が増えてきました。
田舎ののびのびとした環境の下で、子どもをおおらかに育てたいというのが目的のようです。
私も田舎の出身のため、田舎暮らしのメリットは理解しているつもりです。
しかし、田舎がある地方は少子高齢化が進み限界集落が増えています。
今後の田舎への移住を考えている方は、メリットを享受するためにも、行政にはそれほど期待せずに自分たちで生活を構築していく覚悟が必要になってくるのではないでしょうか。
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