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諸費用の金額はどのくらいか目安を知りたい方へ!住宅購入時に知っておきたいポイントも解説

住宅購入諸費用

増子  博昭

筆者 増子  博昭

不動産キャリア20年

誠実と柔軟性がモットーです。
宅地建物取引士・CFP(国際ファイナンシャルプランナー)・2級ファイナンシャルプランナー技能士・高等学校教諭一種免許(国語)を保有しております。

住宅購入を考え始めたとき、「諸費用」という言葉を耳にする方は多いのではないでしょうか。「物件価格だけでなく、どれくらいお金が必要なのか分からず不安」という声もよく聞きます。この記事では、諸費用とは何か、金額の目安や内訳、そして抑えるコツまで、分かりやすく丁寧に解説します。安心して資金計画を立てたい方はぜひ最後までご覧ください。

諸費用とはなにか 金額の目安とその重要性



住宅購入において、物件の価格以外にかかる費用が「諸費用」と呼ばれます。これには印紙税や登録免許税、不動産取得税、仲介手数料、住宅ローンに伴う手数料や保険料などが含まれ、住宅ローンの借入額には基本的に含まれないことが多いため、事前に現金で準備しておく必要があります。現金準備の大切さは、購入後に慌てないためにも欠かせません。

物件価格に対して諸費用が占める割合は、物件の種類によって異なります。たとえば、注文住宅や新築マンションでは物件価格の約3~6%、建売住宅や中古住宅では約6~9%ほどが目安です。例えば4,000万円の物件なら、新築だと約120万~240万円、中古なら約240万~360万円程度の諸費用を見込んでおく必要があります。

以下の表に、物件の種類ごとの諸費用の目安を整理しました。

物件の種類諸費用の目安(物件価格の割合)例:4,000万円の場合
注文住宅/新築マンション約3~6%約120万~240万円
建売住宅/中古住宅約6~9%約240万~360万円

このように、諸費用の金額は数百万円単位になるため、物件価格だけでなく諸費用も含めた資金計画がとても重要になります。

:諸費用の主な内訳とそれぞれの金額目安



住宅購入には物件代金以外に、いくつもの諸費用が発生します。ここでは主に「物件にかかる費用」と「住宅ローンに伴う費用」に分けて、それぞれの代表的な項目と金額目安をご紹介します。

区分項目目安金額
物件にかかる費用・印紙税(売買契約書)売買価格1,000万~5,000万円:2万円程度
物件にかかる費用・登録免許税、司法書士報酬登録免許税:固定資産税評価額の0.1~2%/司法書士:5万~13万円程度
ローン関連費用・融資事務手数料、保証料事務手数料:約3万~5万円または借入額の1~3%/保証料:約借入額の0~2%程度

まず、物件にかかる主な費用としては、契約時に添付する印紙税があります(物件価格1,000万~5,000万円の場合、2万円が一般的です)。また、所有権移転や抵当権設定などにかかる登録免許税は、固定資産税評価額に税率(おおむね0.1~2%)をかけた額で、軽減措置がある場合もあります。これらの法定費用に加え、登記手続きを司法書士に依頼する場合の報酬は、おおむね5万~13万円前後が目安です。

次に、住宅ローンに関連する費用では、金融機関に支払う融資事務手数料があり、ほとんどの場合で約3万~5万円の定額型、あるいは借入額に対する1~3%程度の定率型があります。保証料についても、必要な場合は借入額の0~2%程度となることが多く、金融機関やローン商品によっては保証料が不要なケースもあります。

そのほか、ローン契約書に貼る印紙税として、2万~6万円程度(契約金額に応じて変動)や、火災保険・地震保険料が15万~40万円(10年一括)、地震保険を加えると5万~25万円程度と、保険料も見逃せません。

例えば3000万円の物件を購入する場合、諸費用全体で約7~10%、すなわち210万~300万円程度の現金が必要であることが一般的です。ローン関連費用と合算すると、具体的な額は3000万円であれば、総額で数百万円規模になることが多い点に注意してください。

:住宅購入時に諸費用を抑えるポイント



住宅購入の際にかかる諸費用は、物件価格の数%とはいえ数十万~数百万円にのぼることもあり、できる限り負担を軽くしたいものです。以下のポイントを押さえることで、諸費用を賢く抑えることが可能です。

抑えるポイント 内容
①軽減措置の確認 登録免許税や印紙税など、住宅取得に関する税金には軽減措置が適用される場合があります。たとえば、登録免許税の軽減は新築住宅で一定期間延長されているケースもあるため、最新の適用期限や条件を確認するとよいです。
②保証料不要のローンを選ぶ 銀行によってはローン保証料が不要な商品もあります(例:フラット35など)。保証料が不要だと、借入額に対して0~2%ほどかかる負担を減らせますので、金融機関ごとに条件を比較することをおすすめします。
③保険の補償内容を見直す 火災保険や地震保険は複数社で見積もりを取り、補償内容を必要最小限に整理することで、保険料を10〜20%ほど削減できる可能性があります。

このように、税金の軽減制度やローン商品の特性、保険の内容を見直すことで、支払総額に差が出ることがあります。住宅購入は大きな決断ですので、これらの節約ポイントを踏まえて、無理のない資金計画を立てていただくと安心です。

諸費用をふまえた資金計画の立て方

住宅購入を考える際、諸費用は住宅ローンの借入額に含まれないケースが多いため、自己資金として別途現金を用意する必要があります。これは、税金(印紙税・登録免許税・不動産取得税など)や手数料(融資事務手数料・ローン保証料・登記費用など)、保険料(火災保険・地震保険)が含まれるためです。たとえば、諸費用が物件価格の3%〜10%ほどかかることを前提に、具体的な金額を把握しておきましょう(注文住宅・新築マンションで約3〜6%、建売・中古で約6〜9%)。

以下の表は、物件価格4000万円の場合に想定される諸費用の総額イメージです。あくまで目安ですが、資金計画の参考になります。

物件種別 諸費用の割合 目安金額(約)
注文住宅・新築マンション 3〜6% 120万~240万円
建売一戸建て・中古住宅 6〜9% 240万~360万円

(目安は物件価格の価格帯や中古/新築の違いによって変動します)

これらを踏まえ、月々のローン返済額とのバランスを確認し、無理のない返済計画を立てることが重要です。例えば、ローン返済に割ける金額に余裕があるか、自己資金が諸費用と頭金を合わせて十分かどうかなど、総支出を大まかにシミュレーションしてみましょう。

最後に、資金計画で諸費用を含めた金額をどのように確認・相談すればよいかですが、信頼できる相談先としては、当社のような不動産売買に強い専門家が最適です。物件の内容や地域特性に応じた諸費用の見積もりや、税金・登記・保険など各種費用の最新の軽減措置についても適切にご案内できます。ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

住宅購入を考える際、諸費用は物件価格に加えて大きな準備が必要な部分です。目安として物件価格の三%から一割ほどかかることが多く、物件や購入形態によっても異なります。印紙税や登録免許税など複数の項目があり、住宅ローン利用時にも別途費用が掛かることを踏まえて計画することが大切です。加えて、軽減措置の確認や保険内容の見直しによってコストを抑える工夫も可能です。資金計画では、諸費用を見落とさず余裕をもって現金を用意し、納得のいく住まい選びを進めていきましょう。


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