今日は月曜日です。
一週間の始まりでもありますが、休み明けのため憂鬱になる方が多いようです。
不動産業界にとっては日曜日は稼ぎ時のため、月曜日なると緊張が緩むのか、ホッとした気分になります。
さて、本日のテーマですが、
LRT西側延伸は5案検討。予算は最大で約400億円。
先日の下野新聞で、宇都宮市西側エリアのLRT事業について、宇都宮市から検討状況が公表されたとの記事が今日表されました。
市が公表した案は5案あります。
①桜通十文字付近
この案に関しては当初から計画されていました。
栃木街道との合流地点でもあり、交通の要所として重要な交差点です。
大谷街道の中で最も渋滞しやすい交差点ですが、現在、大谷街道も栃木街道も拡幅工事中です。
工事が完了すれば、渋滞は緩和されると思われます。
予算は約150億円との事です。
②護国神社付近
護国神社付近というか、作新学院前ですね。
作新学院はマンモス校。生徒数は日本一を誇ります。
ここまでLRTが延伸すれば、通学する生徒にとってはずいぶん助かるのではないでしょうか。
雨が降った日の通学時間帯は、送り迎えの車で渋滞がすごいですから。
地域住民の利益という面から見ても、プラスになる点は多そうです。
③宇都宮環状線付近
個人的には、あまり大きな効果が見込めないような気がします。
周辺に公共施設や観光資源があるわけでもないので。
終点の駅をターミナル化するために、環状線にバスを走らせる予定でもあるのでしょうか。環状線にバスが走ったら渋滞が起きそうですね。
ここまでは、大谷街道の拡幅は完了しているため、LRTの走行自体は可能だと思います。
④東北自動車道付近
この案に関しては、「大谷スマートインターチェンジ」ありきだと思います。
大谷スマートインターチェンジに関しては、このブログ内で記事を書いているため、そちらを参考にして下さい。
*宇都宮市のLRT事業。大谷地区まで延伸か?①
*宇都宮市のLRT事業。大谷地区まで延伸か?②
この付近には関東バスの駒生営業所があります。
大谷街道をバスが運行しなくなれば、この営業所はおそらく必要なくなると思います。
この敷地を、LRTの車両基地や、大谷スマートインターチェンジからの高速バス乗り継ぎのターミナル駅として利用すれば、スムーズな運行に大きく寄与できるのではないかと思います。
⑤大谷観光地付近
観光振興の観点から考えれば、大谷地区まで延伸するのが一番良い案かもしれません。
採掘場が持つ観光地としてのポテンシャルは相当なものだと、個人的には思っています。
周辺に適度な敷地も多いため、観光地としてだけではなく、ちょっとしたテーマパークとしても整備できるのではないでしょうか。
車両基地の設置も問題ないでしょう。
日光市とコラボして売り出していけば、宇都宮市にとっても結構な収入源になるのではないでしょうか。
ここまで延伸して予算は約400億円との事です。
道路の拡幅も必要なので、これ以外にも予算はかかりそうですね。
まとめ。
いかがでしたでしょうか。
LRTの西側への延伸も、どんどん具体的になってきました。
宇都宮市はこの5つの案から、関係機関と協議しながら検討を進めていくとのことです。
地域住民へのサポートなど、クリアしなければいけない問題も多いのでしょうが、これから10年先は、宇都宮市の都市計画はLRTを中心に進んでいくことは間違いなさそうです。
宇都宮市の未来が発展していくのは良いことです。
計画は魅力的ですが、絵に描いた餅とならないよう、宇都宮市の担当の方には強力な実行力と、住民の理解力が深まるような細かい対応をお願いしたいです。
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