こんばんは。代表の増子です。
暑い日が続いています。
今年も夏の高校野球の県予選が始まりました。
作新学園が連覇を続けるのか、それとも他の高校がストップをかけるのか。
球児たちの熱い戦いを期待しています。
さて、本日のテーマですが、
「どこの不動産会社に行っても紹介してもらえる物件は一緒」ということを聞くことがよくあると思います。
その根拠になっているのが「レインズ」です。
「レインズ」の正式名称は「Reai Estate Inforomation Network System」の頭文字を取って「REINS」です。
日本語では、不動産流通標準情報システムと呼びます。インターネット上のオンラインシステムです。
「レインズ」は、全国にホストコンピューターを設置しており、全国のほとんどの不動産会社が会員になっています。
不動産会社は売主から売却の依頼を受けると、その情報をレインズに登録します。
一方、買主から不動産を探して欲しいと依頼を受けた不動産会社は、レインズを検索して条件に合いそうな不動産を探し、買主に紹介します。
このように不動産会社同士の情報提供がレインズを通して、リアルタイムに行われます。
以前は、不動産会社によるお付き合いが情報交換の中心でしたが、平成2年5月にレインズが導入されてからは、迅速かつ情報を広く共有できるようになりました。
レインズには諸事情により積極的に販売活動ができない物件も情報掲載されているため、売買取引において一般公開されている物件は、ほぼほぼレインズに登録されています。
故に、レインズに掲載されている物件であればどこの不動産会社に行っても、紹介可能という可能ということになります。
売却を依頼する場合は、レインズへの登録をしてもらう。
レインズへの物件登録は義務づけられてはいません。
「専任媒介契約」と「専属専任媒介契約」を結んでいればレインズへの登録は義務づけられていますが、「一般媒介契約」の場合はレインズへの登録義務はありません。
媒介契約については、このブログ内で触れているためそちらの記事を参考にして下さい。
レインズ登録は売主にとって大きなメリットになるため、必ず登録してもらうようにしましょう。
また、レインズには販売用の図面も登録することができます。
この図面登録も任意ですが、図面の登録があるかないかで物件の成約率が異なってくるため、併せて依頼するようにしましょう。
良心的な不動産会社であれば、嫌な顔せずに応じてくれるはずです。
いかがでしたでしょうか。
私もお客様から不動産を探して欲しいと依頼を受けたら、まずレインズを検索します。
売買取引に関しては基本的に、どこの不動産会社でも同じ物件を扱っているため、複数の不動産会社を回る必要はなくなります。
レインズは一般の方には利用できませんが、不動産会社に頼んで一緒に閲覧することは可能です。
中にはレインズの閲覧を拒む不動産会社もあるかもしれませんが、そのような不動産会社とは取引をしなければ良いのです。
数多くの情報に触れるためには、レインズは避けて通れません。
レインズの仕組みを理解し、物件探しに役立ててみましょう。
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