今日は朝から一日中雨でした。気温も下がったため、体感温度はかなり寒く感じました。
明日もお昼過ぎまでは雨のようです。
さて、本日のテーマは、
意外と重要。物件購入前の近隣調査。
不動産を購入する時、特に土地や中古住宅を購入する時には、ご近所への聞き込み調査が大切になってきます。
新築建売住宅の場合には、売主が土地を購入する際にある程度の近隣調査を行っていることが多いですが、土地や中古住宅の場合は売主が個人の方の場合が多いです。
売主の心情としては、少しでも高く早く売りたいという心情があるため、特に近隣とのトラブルに関しては、はっきりとした形で買主に伝わらないケースもあります。
近隣調査は自分たちで行った方が良い。
近隣調査は自分たちで行った方が良い効果が得られます。
人によって感じ方が様々なため、妥協できるポイントが異なるからです。
例えば、事故物件に関しても、全く受け付けられない方もいれば、安ければ気にしないといった方もいるように。
また、不動産会社の社員が調査に行くと、近隣の方は売主に配慮するため、本当のことや重要な事を教えてくれないことが多いです。
重大な事件や事故に関しては教えてもらえますが、ご近所におけるトラブルまではほとんど教えてくれません。
私はお客様に調査を頼まれた場合は、私服で調査を行うようにしています。
それでも、私が妥協できることでもお客様が妥協できない点もあるかもしれないため、必ず一度はお客様にも近隣調査をお願いするようにしています。
ご近所さんに尋ねるポイントは?
簡単な挨拶の後、最初は通学路の安全性などの軽い質問からするようにしましょう。
いきなり近所に変わった方はいませんかとか事件や事故はありませんでしたかなどの重い質問をしてしまうと、逆に警戒されてしまうことになるかもしれません。
購入希望者の方が近隣情報を知りたいのと同じように、近隣の方も誰が引っ越してくるのかに対して興味を持っているということを認識しておくべきです。
まとめ。
不動産というのは必ずメリットとデメリットを併せ持っています。
できるだけ多くの情報を購入する前に入手し、デメリットを理解した上で購入することが大切です。
ちなみに、私が経験した土地のトラブルを幾つかあげてみます。
・土地を造成したら産業廃棄物が山のようにでてきた。(森友学園とよく似ています。)
・購入した土地で、10年ほど前に住んでいた方が自殺していたのだが、売主が教えてくれなくて、近隣調査で判明した。
・購入した土地が殺人事件の現場だった。同じく売主が隠していて、後の近隣調査で発覚しました。
・土地を造成していたら白骨化した人骨がでてきた。後の調査で江戸時代に埋葬された方と判明したが、発見当時は現場が封鎖され、パトカーが10台以上駆けつける大騒ぎになった。
主なところでこんな感じです(´_`。)
長いこと不動産の仕事をしてると、いろいろな事を経験します。
「知っていたら買わなかったのに」と後悔しないためにも、近隣調査の重要性を理解していただけたら幸いです。
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