九州で霧島連山の硫黄山が噴火しました。
250年ぶりだそうです。
東日本大震災以降、火山噴火のニュースをよく目にします。
栃木県には「那須岳」、「日光白根山」、「高原山」、「男体山」の4つが活火山として指定されています。
草津の「本白根山」のように、今の日本は想定していないところで噴火が起こることもあるため、近くへお出かけの際などには火山情報を把握しておいた方が良さそうです。
さて、本日のテーマは、
二極化じゃなくて三極化。宇都宮市の未来は?
以前、ブログの中で、宇都宮市は不動産の価値が上がるところと、下がるところの二極化が進むと書きましたが、最近は「三極化」という言葉が様々な記事で書かれるようになりました。
三極化とは
三極化とは不動産コラムニストの長嶋修氏が書いていた記事にでてきたことばです。
三極化とは
・価格を維持もしくは上昇する不動産。
・なだらかに下落する不動産。
・価格が下がっても売れなく、価値がマイナスになる不動産。
エリアや地域によって、将来的には、この三極に不動産の価値が分かれていくとのこと。
不動産の価値を「上がる」と「下がる」だけでなく、「なくなる」といった新しい解釈は興味を引きました。
宇都宮市の現在は?
実はこの動き、宇都宮市内においても顕在化してきています。
大手ポータルサイトを見ていても、いつまでたっても売れない物件が明らかに増えてきています。
価格が高すぎて、売れていない物件も多くありますが、そうではない物件もあります。
そのような物件のエリアを見ていると、高度経済成長期に分譲された大型開発地(ニュータウン)が目立ちます。
このような大型開発分譲地は、中心部から離れた郊外や市街化調整区域内にあります。道路も広く土地面積も大きいため、住環境は良いのですが、利便性は良くなく、人気はありません。
また、ご子息が独立してしまい家に残らないケースなどでは、空き家対策の問題も抱えます。
同年代の方が多いことから、物件として売りに出される時期もかぶってしまうため、エリア内において供給が多くなってしまい、より価格の下落に拍車をかけている現状です。
このようなエリアに限らず、不動産の価値が急速に下がり続ける物件を所有している方の中には、毎年の固定資産税の負担が大きいため「ただでも良いから買って欲しい」という方も、実際にはいらっしゃいます。
こういった状況をふまえれば、宇都宮市も「三極化」が進んでいるといえるのかもしれません。
まとめ。
「三極化」という言葉は、「二極化」における一方が進行した例えのため、言葉遊びに過ぎないのかもしれません。
しかし、現実的に価値がマイナスになってしまう不動産は今後も増えていくと思われます。
宇都宮市は「ネットワーク型コンパクトシティ」を掲げているため、他の市町村より「三極化」の進行が早く、鮮明になるかもしれません。
ただ、中々売れない物件でもアイデアと努力次第では価値ある物件に再生できる物件も、まだまだあります。
行政と地域が連携し、サービスの低下が起こらないような運営を期待しています。
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