こんばんは。代表の増子です。
昨日今日と暖かい日が続いていますね。
時期的なものですが、不動産の動きが非常に活発です。
特に賃貸物件は、良い物件から毎日どんどん埋まっている状況です。
引っ越しをお考えの方は、お早めに動いた方が良さそうですね。
さて、本日のテーマは、
ライフプランのシミュレーションで比較する。購入と賃貸の違いとは。
です。
今回は、前回の続き(購入と賃貸、どっちがお得?)をファイナンシャルプランナーの立場から説明させていただきます。
まず、ライフプランの簡単なシミュレーションを行います。
ライフプランとは?
ライフプランという言葉は聞いたことがあるようで、聞き慣れない言葉ですよね。
ライフプランとは「人生設計」のこと。
理想とする将来像に基づき、将来必要となるであろう資金額を推測し、設計していくものです。
それを表にしたのがライフプラン表です。
一組の家族を想定して、ライフプラン表を作成してみます。
ご主人の名前は、宇都宮 一郎 様です。
一般的なご家庭のモデルだと思われます。
ここに記載されている住居費は、住宅ローンの月額及び毎月の家賃は、同額の設定で行います。ちなみに、住宅ローンの月7万円返済の借入金額の目安は、約2,600万円です(変動金利約0.7%、35年返済の場合)。
まずは、住宅を購入した場合のライフプラン表です。
前提条件の貯蓄の300万万円のうち、200万円は住宅購入の頭金として使用します。
貯金を全部使ったら、何かあったとき困るので100万円は残しておきましょう。
つぎに、賃貸に住み続けた場合のライフプラン表です。
少し見づらいですね!(´Д`;)。申し訳ございません。
着目していただきたいのは、老後(73歳)になって、貯蓄残高が底をついた後のことです。
購入に比べて賃貸は支出に対する住宅費の割合が大きく、金融資産がどんどん減っていってます。
購入した場合は、金融資産は減ってはいきますが、減少幅は緩やかです。
2つの表を見比べても、現役で働いてる時は大きな差は出ません。
リタイアした後に、明らかな差としてあらわれます。
この表だけ見れば、若いうちに住宅を購入したほうが、老後は安心ということになります。
皆様お気づきかもしれませんが、今回作成したライフプラン表では、子どもの教育費が増えたら貯蓄が底をつき、リタイアしたら間もなく再度貯蓄が底をつく設計になっています。
今回は、あくまでシミュレーションとして作成した表のため、参考程度にとらえていただけたら幸いです。
しかし、この様な一般的なモデル家庭の方でも、将来の準備を怠ったり、現状について手を施さなければ、上記の表のようになってしまうのもまた、事実です。
ちなみに、教育費が増えているのは、2人の子どもがアパートを借りて東京の私大に通う設定にしているためです。
このままでは、持家だろうが賃貸だろうが家計は破綻してしまうので、専業主婦の奥様にパート等で働いてもらうか、子ども達に奨学金を借りるかアルバイトで生活費一部を稼いでもらうなどの対策が必要になりそうです。
そのような不安の解消や将来設計のアドバイスをするために、ファイナンシャルプランナーは存在しているのです。
いつか、このブログの中でファイナンシャルプランナーの立場から、住宅ローンの組み方や、住宅購入資金の家計におけるバランス配分などを記事にして説明していきたいなと思っています。
ちょっと話が本題からずれてしまいましたね(-。-;)。
ファイナンシャルプランナーが考える住宅購入のリスクとは。
インターネットを見ていると、様々なリスクを提唱している方がいらっしゃいますが、やはり最大のリスクは、収入の変化に伴う支払いリスクだと思います。
今でこそ余り聞かなくなりましたが、定年前でリストラされ職を失う中高年の方が、数年前までは数多くいらっしゃました。
住宅ローンは収入がなくなっても、必ず支払わなければならないです。
待ったなしです。
払えないことが続けば、マイホームは金融機関によって競売にかけられ、最終的には失ってしまいます。
さらに競売後でも、相殺しきれなかった住宅ローンの返済義務は残るため、支払いは続きます(以前と同じ返済額ではないですが)。
賃貸であれば、家賃の安い部屋に住み替えることで、家計の負担を減らし、再就職したことにより収入が減ったとしても、何とか生活はできます。
財産までは取られません。
私はお客様とお会いして、住宅購入を決めてもらう際には、必ず上記のことを説明します。
無理して多額の住宅ローンを組もうとする方にはなおさらです。
それがプロとしての仕事であり、矜持であると考えているからです。
すいません。少しかっこつけました(;^_^A。
本日はこの辺で。次回もよろしくお願いします。
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