こんばんは。代表の増子です。
今日はひな祭りですね。
桃の節句は華やかで美しいイメージがありますよね。
我が家は男の子ばかりなのでひな祭りには縁が無いですが、女の子がいるご家庭は、楽しいひとときを過ごしているのでしょうね。
さて、今回のテーマは、
宇都宮で暮らすなら購入と賃貸、どっちがお得?デメリットから検証する
です。
インターネット上でもよくブログ等で比較されています。
サイトの内容をよく見ると、家賃や住宅ローンの返済年数などの前提条件がバラバラで、あまり参考にならないことも多いようです。
先に結果を書いてしまいますが、要は前提条件次第で、優劣が決まってしまうようなテーマなのです。
不動産関係の方が作っているサイトでは、購入を勧める記事が多く、ファイナンシャルプランナーの方が作っているサイトでは、賃貸を勧める(購入というリスクを避けるため)記事が多く見られます。
ここで、購入と賃貸で考えられるデメリットを比較していきます。
購入のデメリット
・修繕費や管理費(固定資産税など)が発生する。
・資産価値が変動する恐れがある。
・生活拠点の固定化。
・住宅ローンを組む場合、多額の借金を抱えることになる。
などが考えられます。
特に生活拠点の固定化は、とらえ方によっては深刻です。
新しい家に引っ越ししたは良いが、近所の方と折り合いが悪く、トラブルとストレスを抱えてしまう可能性があるからです。
賃貸のデメリット
・一生、いかなる場合もどんなときも、家賃を払い続けなければならない。
・資産としては残らない。
・壁の穴ひとつ開けるのにも大家さんの許可が原則必要。
・3DK、3LDK以上の賃貸物件が少なく、2人以上の子どもがいるご家庭では、子ども一人に一部屋与えることは難しくなる。
などが考えられます。
私の仕事のスタンスとしては、単純にどっちが良いかと質問してくるお客様に対しては、購入を勧めるようにしています。
私が住んでいる家も持家ですし。
賃貸物件も取り扱ってはいますが、やはり仮の住処という印象は拭えないですからね。
宇都宮市というか、栃木県の持家比率は全国20位の70.6%です。
関東という地域柄を考慮すれば、高い数字だと思います。
はっきりとした理由はわかりませんが、栃木県の方は住宅を購入する、若しくは家を建てるということに関して、意識が強いということなのでしょう。
私の身の回りだけかもしれませんが、家庭のある男性は、家を建てて(購入して)一人前という風潮が強く、住宅に対してなんらかのこだわりを持っている方が多いです。
東京都と埼玉県にて不動産会社で勤務していた経験がある私にとっては、この感覚に慣れるのに、少し時間がかかりました。
いかがでしたでしょうか。
上記に書いたとおり、購入と賃貸どっちがお得かというのは、対象の方の前提条件次第で優劣は決まります。
自分たちの現状や、将来の予定やイベントなどを整理することにより、購入が得なのか賃貸が得なのかは導き出せると思います。
次回はこのテーマの続きとして、一つの家庭を参考例としたシミュレーションを行い、私がファイナンシャルプランナーの立場から客観的に説明させていただきたいと思っています。
次回のブログ記事も、是非、読んで下さい。
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