ここ数日は、暖かいを通り越して暑いと言った方が良いですね。
夏服の準備が間に合わなくて、冬服のまま歩き回ってたら汗をかいてしまいました。
そんな時は、コンビニでアイスを買うのですが、アイスの品揃えも冬用が多いようです。アイス業界にとっても、予想外の暑さのようです。
さて、本日のテーマは、
事前に知っておけば安心。新築戸建て購入までの流れについて学ぼう。
今まで、住宅ローンの話や建売住宅の話をさんざん書いてきましたが、肝心の話を書き忘れていました( ̄_ ̄ i)。
いまさら感もありますが、書かせていただきます。
1・まずは申し込み。
購入したい新築戸建てが見つかったら、「購入の申し込み」を行います。
この申込書を売主に提出することで、物件を押さえる事(販売を止めてもらう)ができるのです。
と、いうのが前提ですが、必ず物件を押さえることができるという分けではございません。
この「購入申込書」ですが、法的拘束力はありません。しかし、かなりの重要書類になります。
「購入申込書」に記載するのは氏名や住所だけではなく、契約予定日や購入希望金額も記載します。
値引きの希望がある方は、この「購入申込書」で値引きの交渉を行うことになります。
売主は口頭での交渉も受けますが、値引きの金額が大きくなれば、書面での提示が必要になるケースが多いです。
「ここまで値引きしてくれれば買います。」という買主側の意思表示が必要になるのです。
2・住宅ローン事前審査
住宅ローンの希望のある方は、申込みをしたタイミングで、住宅ローンの仮審査を行います。審査結果は早ければ翌日か翌々日にはでます。
我々、不動産会社が手続きを行います。
銀行の住宅ローン審査がとおらなかった場合は、購入申込みをキャンセルしていただく形になります。キャンセル料等は発生いたしません。
3・売買契約締結
住宅ローンの仮審査にとおれば、次は売買契約です。
契約前に重要事項説明を受けます。
重要事項説明は「宅地建物取引士」の資格を持っている従業員しか行ってはいけません。
重要事項説明の内容は、法律に関すること、設備に関することや契約内容など多岐にわたります。
説明する側の上手い下手にもよりますが、理解に難しいところがある場合は、説明中でも結構ですので、必ず質問するようにして下さい。
重要事項説明が終了し、重要事項説明書に記名押印をしましたら、売買契約書の説明と記名押印になります。
契約時には一定の手付金と、契約書貼る収入印紙の費用が必要になります。
手付金の額は売主によっても異なりますが、最低30万円程はご用意いただく形になります。
契約時に発生する手付金の意味については、後日、このブログ内で書かせていただきます。
契約書に貼る印紙代は、物件価格によって異なります。
ちなみに、2,000万円の新築戸建てを購入する場合は10,000円(平成30年現在)が必要になります。
まとめ。
お客様及び売主の都合によって、流れは異なってきます。
お客様の都合として考えられるのが、住宅ローン審査に不安がある場合です。
年収が低く返済比率がギリギリな場合や、個人信用情報に不安がある場合などは、購入申込書を売主に提出する前に、住宅ローンの仮審査を受けた方が良いです。
お客様とのヒアリングで、住宅ローン審査に不安があるとわかっている場合は、「購入申込書」を提出しても物件を止められないケースがあります。
これはある意味仕方がないことです。
お客様にとっても、不安要素を取り除いてから物件を探した方が、集中できて良い物件が見つかるはずです。
次回は続きとして、契約から引渡しの流れを書いていきます。
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