こんばんは。代表の増子です。
宇都宮市ははまだまだ肌寒いです。
先日、地元の友人と久々に電話で話しました。
私の地元の新潟県は今年は大雪で、それほど積もらない実家の周辺でも1mほど積もったらしいとの事。
雪下ろしはしなくて済んだそうですが、雪かきで体力はだいぶ削られたとのことです。
さて、本日のテーマですが、
住宅ローン。いくらまで借りられるの?①属性が借入額に与える影響は。パート1
です。
本日は昨日の続きとして、住宅ローン申込者の属性が、どれほど借入可能額に影響するかを書いていきます。
審査に大きく影響する「属性」は。
前々回の配信で、「属性」の内容を記載しましたが、年収と同じくらい重要視され事として、現在の借入状況ががあげられます。
何もなければ問題はないのですが、車のローンやクレジットカードでの分割払い等があると、返済比率に大きく影響してきます。
例えば車のローンが月々3万円ある方は、その金額も返済比率の計算に組み込まれます。
変動金利でのシミュレーションの時に、年収400万円の方は金利も含め年間160万円まで大丈夫ですと書きましたが、車のローンを月々3万円支払っていることにより、年間124万円まで減額します。
ローン電卓で計算すると、
変動金利0.675%(審査金利3.5%)の場合
借入可能額約2,400万円(車のローンなしの場合約3,200万円)
固定金利1.95%の場合
借入可能額約2,600万円(車のローンなしの場合約3,500万円)
上記のように借入可能額は減少します。
現在、住宅を購入するか車を購入するか悩んでいる方は、先に住宅を購入してから車を買った方が、良い選択と言えそうです。
今のご時世では、住宅ローンを組むほとんどの方は、最長の35年間で組みます。
超低金利の現在では、長期で借りた方がお得であるという考え方があります。
確かにこの考え方は正しいです。
不動産会社が最長の35年間で住宅ローンを組むことを勧めるのは、月々の返済額を低くし返済比率に余裕を持たせることにより、住宅ローン審査を有利に運びたいからです。
住宅ローンに対して、年収に余裕があれば、短期で組む方もいらっしゃいます。
そういう方は1割程度いかいらっしゃいません。
ほとんどの金融機関では、80歳満期で返済期間を設定しています。
したがって、最長35年組める方の年齢は44歳(79歳-35年)ということになります。
44歳を過ぎれば過ぎるほど、どんどん審査に余裕がなくなっていきます。
若いうちに家を買った方がいいといわれるのは、このことが理由の一つに挙げられます。
また、年齢を重ねれば生活習慣病等の病気にかかる割合も高くなります。
病気の内容によっては団信に加入できなくなります。
銀行は団信の加入が住宅ローンを組む条件になっているため、住宅を購入することができなくなる事態も想定されます。
80歳まで住宅ローンは払えないから、購入をあきらめるという方もいらっしゃるかもしれません。
住宅ローンは繰り上げ返済できるため、満期まで支払いを続ける方はそう多くはないです。
ただし、40代を迎えてからの住宅購入は今後の収入(退職金等)を考慮し、ライフプランをしっかり作ってから物件選びを行った方が、よりリスクは少ないといえるでしょう。
年金生活を送りながら住宅ローンを払い続けるのは、私はファイナンシャルプランナーのため、あまりおすすめできるプランではありません。
ゆとりのある老後生活を送るためにも、購入価格の設定はより慎重に行うべきです。
いかがでしたでしょうか。
車のローンでも消費者金融のキャッシングでも、既存の借入がある方は、審査が厳しくなることが想定されるため、事前審査を行う前に、借金を返済しておくなどの措置が必要になるケースもあります。
次回は、属性が借入額に与える影響についての続きを書いていきます。
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