こんばんは。代表の増子です。
もうすぐ宇都宮市内の小学校は春休みが始まります。
私の子どもの頃の春休みの印象は、短く物足りない長期休暇という印象です。
あっという間に過ぎて、新学期が始まってしまうといった感じでした。
昔は土曜日が休みではなかったため、長期休暇がもの凄く貴重に感じられましたね。
さて本日のテーマは、
住宅ローン。いくらまで借りられるの?②属性が借入額に与える影響は?パート2
です。
本日は昨日の続きとして、住宅ローン申込者の属性が借入可能額に与える影響を書いていきます。
昨日の記事はリンクを貼っておきます。参考にして下さい。
個人の信用情報も借入額に影響がある。
よく信用情報が審査に影響があるという話はよく聞くと思います。
現在、返済が完了しているが、返済する過程で遅れが数回あったとか、返済した後、すぐ又借りている等の履歴がある場合、減額という形で借入希望額まで届かない事があります。
信用情報は複雑なため、また後日、詳しく説明させていただきます。
自営業や個人経営の方は借りづらい。
自営業の方は、自身が経営するお店や会社の経営が傾き、事業を辞めてしまえばローンの返済が滞ってしまう可能性が高いため、サラリーマンの方よりは審査が厳しくなり、借入可能額も低くなりがちです。
法人の経営者の方でも、住宅ローン審査において会社の決算書の提出を要求されるため、本人に収入があっても会社が赤字の場合は、融資が厳しくなります。
個人経営の方は、経費を計上する事により、所得を少なくして申告している方がほとんどです。
住宅ローンの審査では、売上から経費を引いた後の所得が年収としてみなされます。
税金の面では優遇されている自営業の方も、住宅ローンの審査では不利になりがちなため、住宅を購入する3年ぐらい前(住宅ローン審査には3期分の確定申告書の提出が必要になります)から、ある程度の所得を残した形での申告が必要になってきます。
どれ位の所得を残すべきかは、専門家に確認を取って下さい。物件の価格によって残す所得も変わってきます。
近所に条件がぴったりの建売住宅が販売されたとしても、すぐには買うことができないかもしれないのです。
自営業に強い銀行として、スルガ銀行があります。
ゆうちょ銀行が窓口になっているため、栃木県内でも利用できます。
金利はかなり高いですが、減価償却費や経費の中身も含めて審査してくれるので、トライしてみる価値はありそうです。
勤め先は借入可能額に大きな影響はない。
勤務先は借入可能額には大きな影響を及ぼしません。
審査内容がぎりぎりで、銀行が融資するかしないかを最終判断するときに、勤務先が影響することはあるかもしれません。
栃木県においては都市銀行での融資はほとんどありません。
おそらくメガバンクも個人融資は積極的に行っていないように思われます。
足利銀行の影響力が強く、宇都宮市内に支店を置くメガバンクはみずほ銀行とりそな銀行だけです。
足利銀行や栃木銀行などの地方銀行の特徴として、保証会社に払う保証料が、住宅ローンの事前審査を行わなければ金額がわからないということがあります。
勤務先の大小は、この保証料の額に影響してきます。
公務員の方や一部上場企業にお勤めの方は、保証料が安くなる傾向があります。
まとめ。
4回にわたって同じテーマで書いてきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。
住宅ローンは住宅を購入するにあたり、重要な要因となっています。
物件を決めてから住宅ローンを検討しても、想定していたよりも支払いが大きくなり、せっかく気に入っていた住宅をあきらめることにもなりかねません。
これから住宅購入を検討される方は、住宅ローンをいくら借りるべきかの検討も物件探しと同時に始めた方が、余裕の持てる、より良い住宅購入につながるのでないかと思います。
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