家族構成の変化などに伴い、不動産の買い替えを考えることもあるでしょう。
今の住宅を売るのと新居を買うのと、どちらを先にすればよいのか悩んでしまうかもしれません。
そこで今回はマイホームの買い替えをご検討中の方に向けて、買い替えにおすすめの時期や順序などをご説明します。
不動産の買い替えはどのタイミングで考える？おすすめの時期とは？
人生において、住宅の住み替えを考えるタイミングはいろいろあります。
たとえば結婚や出産、子どもの独立などで家族構成が変わるタイミング。
そして立地の利便性や住宅の機能性など、生活環境の改善を求めて考えることもあるでしょう。
終の棲家と思って購入した不動産も、このような理由から、買い替えを考えることがあるかもしれません。
一般的に一戸建ては築20年まで、マンションは築10年までが比較的売却しやすいと言われています。
ですからそのタイミングで、よりよい環境や将来のことを考えて、買い替えを検討するのもよいでしょう。
また、一年の中で売却におすすめの時期は、春と秋のようです。
進学や就職、異動の多い時期なので、人の動きが活発になるからです。
ただ、それ以外の時期だと売れないわけではありませんから、参考程度に覚えておきましょう。
住み替えは、築年数や時期にとらわれず、ご自分が必要を感じたタイミングで行うことがおすすめです。
不動産の買い替えはどのタイミングで考える？順序について
では、不動産を買い替えるときは、売却と購入のどちらを先行するとよいのでしょうか？
まず、先に今の家を売る「売り先行」について考えてみましょう。
メリットは、家を売ったお金を新居の購入に使えることです。
資金計画に狂いが生じることも少ないため、安心感があるでしょう。
新居の購入に使える資金を明確にしたいとお考えの方には、こちらがおすすめです。
デメリットは、仮住まいが必要なこと。
次の家が見つかるまでの住居を借りる費用や、引っ越し代金などがかかります。
では、先に新しい家を買う「買い先行」はどうでしょうか。
メリットは、新居をじっくりと探せることです。
仮住まいも必要ないため、探す手間や費用がかかりません。
デメリットは、売却金額が確定していないので、資金計画が立てにくいことでしょう。
また、売却予定の家に住宅ローンが残っていると、新居と合わせて二重ローンになってしまう可能性もあります。
ですから、比較的資金に余裕のある人におすすめだと言えるでしょう。
まとめ
住宅の買い替えを考えるタイミングは、人それぞれです。
売却しやすい築年数や時期などもありますが、大切なのはご自分のタイミングを見極めることです。
売却と購入の順序にも、それぞれメリットとデメリットがありますので、ご自分に合ったほうを選択しましょう。
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