こんばんは。代表の増子です。
本日はイオン銀行の住宅ローンについてブログを書いていきます。
イオンといえば皆さんは巨大なショッピングセンターをイメージするのではないでしょうか。
栃木県内には少ないですが、隣の埼玉県内では至る所にショッピングモールが点在しており、普段の生活と切っても切り離せないといっても過言ではないくらい、影響は大きくなっています。
イオン銀行はイオングループが運営する銀行として、全国のイオンモールを中心に店舗展開しています。
イオン銀行が取扱っている住宅ローンは、イオンに対しての親しみやすさからか、近年、人気が高まってきています。
・変動金利 0.52%
・固定金利(10年) 0.69%
*2019年7月現在の金利。
①変動金利のプランで、とにかく低金利重視の方。
②配偶者の方がパート勤務だが、収入合算を検討している方。
③繰上返済(一部繰上返済を含む)を積極的に検討している方。
④イオン関連の店舗をショッピングでよく利用する方。
変動金利で0.52%は店舗を有する銀行としてはかなりの低金利です。
ネット銀行だと金利が安いが、対応に不安があるという方が多く利用しているようです。
②配偶者がパート勤務だが、収入合算を検討している方。
イオン銀行の特徴として、パート収入も合算してくれることにあります。
他の銀行だとパート収入を合算してくれる銀行はそれほどなく、合算してくれても収入の2分の1までという銀行が多いです。
パート収入を100%合算してくれるイオン銀行は貴重な存在ともいえます。
③繰上返済(一部繰上返済を含む)を積極的に検討している方。
イオン銀行では一部繰上返済も手数料は無料です。
住宅ローンは繰上返済前提で、最長の35年間組むことが一般的になっています。
ある程度生活に余裕ができてから、一部だけでも繰上返済を検討しているかも増えてきているため、手数料が無料のイオン銀行はありがたいです。
④イオン関連の店舗をショッピングでよく利用する方。
イオン銀行で住宅ローンを組んでいる方は、イオンでの買物が毎日5%オフになります。
20日と30日以外にも5%オフな訳ですから、結構お得ですよね。
①頭金無しで諸費用も含め全額借りる予定の方。
②契約から引渡までの期間にあまり余裕のない方。
イオン銀行住宅ローンにはルールとして、諸費用借入に対して物件価格×5%の上限が設定されています。
2,000万円借りる場合は諸費用として借りられるのは100万円までということになります。
住宅を購入する際の諸費用は物件によっても異なりますが、価格に対して10%前後掛かることが多く、ある程度の自己資金がないとイオン銀行は利用しづらいという事になります。
諸費用自体を抑えるやり方は様々あるため、頭金なしのフルローンでの利用をイオン銀行で検討している方は、不動産会社の方か売主の担当の方に前もって相談しておいた方が良いでしょう。
イオン銀行の場合事前審査から融資実行(引渡し)までの期間がおおよそ1か月半要することがあります。
時期によっても異なりますが、それでも他の銀行に比べたら長いです。
売主の都合や引っ越しまでのスケジュールがタイトな方にとっては利用しづらいでしょう。
ただし、イオン銀行が提携している売主の場合、この期間が大幅に短縮されるされることが良くあります。
例えば、パワービルダー大手の飯田グループホールディングスの場合、専用の窓口もあるため、1か月以内の引き渡しは十分可能にあります。
イオン銀行のホームページ内ではどの売主と提携しているかまでの記載はないため、その都度、確認が必要になります。
住宅ローン保証はゼロ。でも取扱手数料は掛かります。
イオン銀行の住宅ローンには保証料はかかりません。
取扱手数料の支払い方は2種類から選択できます。
・定率型
借入額×2.16%
2,000万円借りる場合は、約43万円の事務手数料がかかります。
・定額型
108,000円(税込)
借入額に関わらず金額は決まっています。
ただし、借入金利は+0.2%上乗せになります。
変動金利であれば0.52%+0.2%で0.72%になります。
用意できる自己資金が少ない方は、定額型を選択する傾向が強いです。
いかがでしたでしょうか。
私の経験上ですが、イオン銀行の審査は都市銀行や他のネット銀行と比較すると、若干ゆるめなように感じられます。
特に新築一戸建ての建売住宅の場合、中古住宅や請負住宅と比べても担保の評価がしやすいため、審査は通りやすいです。
イオン銀行の特徴として、私が一番魅力を感じるのがパート収入の100%合算です。
栃木県内でパート収入を100%合算して組める金融機関は、イオン銀行以外にはフラット35と中央労働金庫(ろうきん)以外にありません。
全世帯における専業主婦の割合は約33%となっており、将来的にはこの数字はどんどん減少していくはずです。
配偶者の方のパート収入を世帯収入として考慮することは、これからからは一般的な考え方となっていくでしょう。
そういう意味では、イオン銀行は先進的な銀行といえるかもしれません。
ミニストップなどにもイオン銀行のATMが設置されているため、イオンのショッピングモールが多くない栃木県内においても、利用はしやすいはずです。
これから住宅ローンを組む予定のある方は、イオン銀行の住宅ローンも検討してみて下さい。
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