こんばんは。代表の増子です。
今日は夕立の予報が出ていたのですが、どうやら天気は持ちそうです。
私は耳が弱いためか気圧の変化の影響を受けやすく、雷が鳴り始めると頭が痛くなります。
どうでも良いことを書いてしまいすいません( ̄_ ̄ i)。
さて、本日のテーマですが、
40代になってから住宅ローンを組もうとする方は、「遅い」もしくは「ギリギリ」と思っている方が多いようです。
定年までの年数を考えれば、住宅ローンを組むことに不安になってしまう事も理解できます。
今回は、40代の方が住宅ローンを借りるポイントについて説明していきます。
住宅ローンは最長35年間借りることができます。
一部の金融機関(労金等)を除いては、完済時年齢80歳です。
上記のことを考慮すれば、44歳までに住宅ローンを組めれば最長の35年間返済を選択することができます。
しかしながら、勤務先の定年退職が80歳という会社はまずありません。
ほとんどの会社の定年は60歳から65歳です。
住宅ローンの返済があっても、十分生活していけるだけの年金が支給されれる方は問題な無いのですが、年金支給額と住宅ローンの支払に無理が生じてしまう場合は、定年退職までに、ある程度の返済ができる目安をたてなければなりません。
40代の方にとって、住宅ローンを借りる際にポイントになるのが「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら無理なく返済できるか」です。
例として、40歳の方が3,000万円の住宅ローン(金利1%想定)を組む場合。
25年返済の場合 月々の支払い・・・113,061円
35年返済の場合 月々の支払い・・・84,685円
以上のようになります。
25年間の返済でも十分支払っていける場合は、当初から25年間返済で住宅ローンを組んだ方が良いです。
月々の返済が25年返済では厳しいため、35年返済を選択する場合は、お子様の教育費などのライフイベントの確認や、定年後に受給できる年金額の確認が必要になります。
また、定年時に退職金の一部や自己資金を投入し、住宅ローンを繰上返済をすることにより、その後の負担を減少させることも一つの手段として考慮しておくことが必要になります。
いかがでしたでしょうか。
40代の方はお子様もある程度成長してきているため、子供の進路や教育方針もある程度の方向性が見えてきます。
そのため、その後のライフプランがたてやすく、かかる費用も見極めやすいというメリットがあります。
しかし、将来の方向性が見えているからこそ、住宅ローンの組み方には失敗が許されません。
「なんとなく」や「なんとかなる」で住宅を購入してはいけません。
40代の方は、物件選びよりも資金計画を優先にするべきです。
各ご家庭ごとによって、住宅資金に使えるお金も生活スタイルも異なります。
自分たちのライフイベントしっかりと考慮し、住宅購入に悔いを残さないようにしましょう。
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