今朝、北朝鮮が「核実験」や「大陸間弾道ミサイルの発射実験」の中止を発表しました。
このまま「核放棄」まで繋がれば良いですね。
今日も暑かったですね。明日も暑くなりそうです。
さて、本日のテーマは、
住宅ローンの返済時の不安。病気やけがで仕事を休んだ時の所得保障。②
今回は続きとして、民間の生命保険会社の「障害年金」と「就業不能保険」について説明していきます。
障害年金とは。
「障害年金」とは病気やケガで生活や仕事などができなくなった場合、年金や一時金で給付される国の公的年金です。
障害年金には1級から3級まで有り障害の重さによって認定される等級が異なります。年金の給付金額は1級が一番多くなります。
障害年金に該当する障害よりも軽い障害が残った場合には、一時金として「障害手当金」を受け取ることができます。
「障害年金」には基礎年金と厚生年金があります。この辺は一般的な年金のシステムと同じです。
基礎年金は1・2級のみが対象ですが、会社員の方などが加入している障害厚生年金は3級と一時金に対応しています。自営業の方よりもサラリーマンの方の方が障害年金の給付ハードルは低いといえます。
支給額は収入によって異なるため、正確な金額の算出はできませんが、概算の月の平均としては、
・1級 約16万円程度
・2級 約12万円程度
・3級 約6万円程度
と言われています。
「障害年金」は申請の手続きが面倒なため、請求できる状態なのに請求されてないケースも多いようです。給付金専門の社会保険労務士の方もいらっしゃるので、多少費用はかかりますが、相談して申請を任せるのも良いかもしれません。
ちなみに「傷病手当金」と「障害年金」併給できません。どちらか金額が高い方が優先されて支給されるため、一般的には「傷病手当金」が優先されます。
「障害年金」は「傷病手当金」の支給期間が満期を迎えた後に、支給を申請することになるかと思います。
就業不能保険とは
就業不能保険とは、病気やケガによって働けなくなってしまった時に、毎月のお給料のように収入をカバーすることができる民間の保険です。
最近では、西島秀俊さんと渡辺直美さんのCMで知名度も上がって、注目も増しています。
就業不能保険の保険金は月10万円から50万円程度が一般的です。
就業不能保険は就業不能状態になってから、60日から180日まで(この日数は保険会社によって異なります)給付を受けることができない免責期間があります。
保障は60歳前後まで受けられるため、「傷病手当金」よりも長期間保障を受けることができます。
保険料は基本的に掛け捨てになります。
長期の療養が想定される精神疾患は、免責事項にしている保険会社が多いため、加入する際に確認して下さい。
「傷病手当金」や「障害年金」では生活費が不足してしまいそうな場合は、就業不能保険はリスクの保全としては有効な手段といえそうです。
まとめ。
2回にわたって、今回のテーマについて書いてきましたがいかがだったでしょうか?
長期療養の不安は、多かれ少なかれ誰にでもあることだとは思います。
日本は世界的に見ても、公的セーフティネットや民間の生命保険の充実度は間違いなくトップクラスです。
このような制度や保険を知っておけば、万が一の状況に陥った場合で冷静に対応し、リスクを最小限に抑えることができるでしょう。
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