です。
私も不動産業界で20年近くの経験がありますが、シングルマザー(母子家庭)の方で住宅を購入する方は、年々増えてきている印象があります。
しかし、一般的にはシングルマザーで母子家庭の方の場合、「家を買うことは無理だ」「そもそも住宅ローン審査に通らない」と思っている方が多いのではないでしょうか?
住宅を購入したシングルマザーの方に、購入した理由を聞いてみたところ、
・自分に何かあったときに子供に残せる、マイホームを購入したい。
・子供に実家と呼べる家を作ってあげたい。
・年老いた両親と同居して、老後の面倒をみたい。
等の理由が多かったです。
シングルマザー(母子家庭)の賃貸と持ち家の割合は。
厚生労働省の書面(平成28年)によると母子家庭の持ち家の割合は35%
持家以外の状況としては、公営住宅の割合が13.1%、民間賃貸住宅の割合が33.1%、親と同居などが13.2%となっています。
シングルマザー(母子家庭)は住宅ローンが通るのか?
シングルマザー(母子家庭)の住宅ローン審査に対して不安もたれる方も多いかと思います。
金融機関において審査する項目は、シングルマザー(母子家庭)の方だからといって変わるものではありません。
年収・年齢・勤務先・雇用形態・個人信用情報などが主に審査される項目です。
シングルマザー(母子家庭)の方でも、正社員で収入や個人信用情報に問題がなければ住宅ローンは通ります。
また、これも金融機関によってにはなりますが、契約社員や派遣社員の方でも、勤続年数によっては住宅ローン審査にとおる可能性もあります。
フラット35が借りやすい。
また、親子リレーローンを利用すれば、親御さんの収入も合算することができるため(公的年金も収入合算可能)、返済比率が緩和されることにより審査に通りやすくなります。
親御さんと同居する事は融資条件(持ち分を一部ではありますが、持つ必要があります)となっていないため、連帯保証人にはなっていただきますが、親御さんの負担はそれほど大きくないです。
私で例えるならば、栃木県内の住宅を購入するのに、新潟に住んでいる親の収入を合算できるという事です。
欲しい物件があるのだが、年収があまり多くなく返済比率がギリギリの方や少しオーバーしてしまう方にとっては、検討してみる価値はあるかと思います。
実際、私のお客様の中でも親子リレーローンを利用した方は、シングルマザー(母子家庭)の方が多かったです。
まとめ。
シングルマザー(母子家庭)の方にとって、住む場所の問題は切実だという話をよく聞きます。
母子家庭になったら簡単に「実家に頼れば」という方もいるようですが、事情は各家庭で異なります。
「シングルマザー(母子家庭)では家も買えないし、住宅ローンも組めない」と言う人もいます。
その言葉は正しくありません。
子供は日々成長していきます。長く安心して暮らせる住環境を手に入れる事は、決して難しいことではないのです。
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