こんばんは。代表の増子です。
本日は平成30年の大晦日。
世間的には、平成最後の大晦日です。
大晦日といえば紅白歌合戦かガキの使いか格闘技かと。
皆さんは年越しそばを食べながら、どのように過ごすのでしょうか。
一年の最後の日に、今年を振り返ってみたいと思うのですが、
なんといっても自然災害が多い一年であったとの印象がとても強いです。
年初の1・2月には北陸地方の大雪で始まり、私の地元の新潟県でも豪雪地帯のため、大雪になりました。
6月18日には大阪北部で震度6弱の地震が発生し、倒壊したブロック塀の強度問題が大きく取りざたされました。
今回の地震で取り上げられたブロック塀は氷山の一角に過ぎず、全国的には強度不足や施工が不十分のブロック塀がたくさん存在します。
早急に改善しないと、大きな地震が発生する度に、尊い命が失われることになります。
自治体やブロック塀の所有者は、大阪北部地震の悲しいニュースを忘れずに、速やかに行動に移して欲しいと思います。
6月下旬から7月上旬にかけて、中国地方の瀬戸内海側を中心に豪雨被害が発生しました。
広島県では大規模な土砂災害が発生し、岡山県では河川が氾濫し多くの犠牲者が出てしまいました。
この豪雨の後に注目されたのが、各自治地帯で作成しているハザードマップの存在です。
岡山県の真備町では、ハザードマップで作成された想定冠水地域と今回の豪雨での冠水地域が、ほぼ同じであったため、予め、ハザードマップの存在を住民お方が認識していれば、被害はもう少し抑えられていたかもしれません。
私が住んでいる宇都宮市にもハザードマップはあり、インターネット上で閲覧することは可能です。
ハザードマップは専門家によって作られた、災害時に命を守るための重要なアイテムです。
時間のあるときでかまいませんので、一度ハザードパップを確認するようにして下さい。
同じ時期、関東では観測史上初めて6月で梅雨が明けました。
梅雨が明けてからの2ヶ月は全国的に高温となり、40度を超える地域も毎日のようにありました。
外にいるだけで、頭がくらくらするほどの暑さでした。
この暑さがピークを過ぎたと思ったら、今度は大型の台風が相次いで上陸しました。
これも、夏が暑かったことと関連しているのでしょう。
最近は、リアルタイムで動画を撮影して投稿してくれる方多くいるため、ニュースなどの報道ではわからない被害も目にする機会があります。
関西を直撃した台風21号は、関西国際空港や大阪市内などで甚大な被害をだし、あらためて台風の怖さを印象づけられました。
そして、9月6日には北海道胆振東部で震度6強の地震が発生しました。
山が大きく削られ、麓に住んでいた方の家々は土砂に飲み込まれ、多くの犠牲者がでてしまいました。
地震発生後間もなく、北海道全域が停電になり復旧までに時間を要したことも印象に残っています。
ざっと振り返ってだけでも、多くのそして大きな自然災害が多かった年であったとの印象がとても強いです。
自然災害の要因としては、地球温暖化や東日本大地震以降のプレート活動の活発化などが大きな要因なのでしょうが、我々の努力では解決することはできないため、今後もこのような大きな自然災害が毎年のように発生することが考えられます。
自分たちの身の安全を守るためにも、災害に対する知識や準備が必要になります。
私は、不動産を扱っている立場のもののため、住まいの重要性からご提案することしかできませんが、安全を確保するためにも、どの地域に住むか、どのような住宅に住むかは、とても大切です。
ハザードマップを確認すれば被害が少なそうな地域は確認できますし、昔から住んでいる住宅で、災害時にある程度の被害が予測できる場合は避難行動に速やかに移れますし、火災保険等で費用面での不安も少しは解消できます。
暑さや寒さに強い省エネルギー性の高い住宅や、地震に強い耐震性の高い住宅なども、大手のハウスメーカーだけではなく、建売中心の新築一戸建てにも数多く取扱われています。
私は今後も住まいを通じて、多くの人により安全で安心のできる不動産を提供していきたいと思っています。
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