こんばんは。代表の増子です。
寒さもだいぶ和らいできた気がしますね。
昨年は、この時期に上野動物園に行ってきたのですが、3月20日は上野動物園が開園した日らしいです。
今年はパンダの赤ちゃんも生まれたので、例年より混雑しそうです。
さて、本日のテーマは、
フラット35を使ってみたい。商品説明と審査の特徴。
です。
使い方いっても住宅ローンでしか利用しないものなので、審査の特徴を含めて解説していきます。
フラット35とは、全期間固定金利型の商品で、最長35年間(親子リレーローン以外)ローンが組めます。
最終返済年齢は80歳のため、35年間組める方は44歳の方までとなります。
国(住宅金融支援機構)と民間が共同で運営している住宅ローンです。
国が関与しているため、全期間固定金利型の商品を扱うことができるという訳です。
返済比率に関しては、以前このブログで触れていますので、そちらを参考にして下さい。
①個人事業主や正社員以外の方でも借りやすい。
フラット35の審査は会社の規模は銀行ローンほど重視されません。
極端に言えば、返済比率があってしまえば、パート勤務の方にも融資されます。
とはいっても、返済比率がギリギリの場合は融資が否決される可能性は正社員の方よりは高くなります。
銀行では正社員以外の方は借りづらくなっているので、フラットは有力な選択肢になるでしょう。
②勤続年数が短くても借入可能。
フラット35は勤続年数1年未満の方でも借入可能です。
最近では、地方銀行も勤続1年未満でも貸してくれますが、ここでも会社の規模で融資条件が変わってきてしまうので、中小企業にお勤めの方はフラットを利用した方が、良いケースが多いです。
私の経験では、中小企業にお勤めの方で勤続3ヶ月で融資の承認が下りた方がいました。
転職したばかりだが、実家や現在すんでいる家の近くに物件が売り出されて、どうしても欲しい場合などは、是非、利用したい金融機関です。
③保証料がかからない。
フラット35は保証料がありません。
事務手数料がかかります。
銀行でも事務手数料がかかりますが、フラットの方が少し高いです。
それでも保証料がかからない分、トータルの諸費用は安く抑えられます。
④団体信用生命保険に入らない選択もできる。
現在のフラット35の金利には、団体信用生命保険の保険料が含まれた金利になっています。
当然、団信には入ってもらった方が良いのですが、病気をしてしまい、団信に入れない方などは、加入しなくても良いシステムになっています。
その際は金利が0.2%下がります。
⑤事前審査と本審査で、審査を行う金融機関が異なる。
事前審査は民間の金融機関で審査を行い、本審査は住宅金融支援機構で行います。
事前審査を行う金融機関によっては、審査の基準や精度が甘く、事前審査がとおったけれど、本審査で否決されたというケースはよくあります。
⑥諸費用ローンがない。
フラット35は諸費用ローンを取り扱っていません。
物件価格の約1割かかるといわれる、諸費用は現金で用意していただくか、他の金融機関か、身内や知り合いから借りるしかないです。
明日はこの続きとして、フラット35を利用する際のポイントを、私の経験を踏まえて書いていきます。
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