こんばんは。代表の増子です。
宇都宮市は今日も天気が悪いですね。
天気が悪いと花粉が少なくなるはずですが、なぜか私の症状は悪化しました。
さて、本日のテーマですが、
宇都宮市で住宅ローンを組むなら。変動金利と固定金利の違いを理解しよう。
です。
住宅ローンを検討する際によく目にするこの文字。
実際、何が違ってどっちがお得なのかという事を理解するのは難しいのではないのでしょうか。
個別に説明していきます。
変動金利とは。
変動金利は、常に金利上昇リスクが伴います。
変動なので下がることもあるのですが、今はマイナス金利政策による超低金利時代のため、大幅に下がることはありません。
住宅ローンの変動金利は「短期プライムレート」基づいて決定します。
「短期プライムレート」とは、銀行が有料企業(大手上場企業など)に対して融資する際に適用される金利で、1年以内の期間(短期)で貸出すときに適用する最も優遇された金利を「短期プライムレート」といいます。
この「短期プライムレート」は住宅ローンの変動金利の他には教育ローンの貸出金利の基準にもなっています。
住宅ローンの変動金利は半年ごとに見直されますが、月々やボーナス時の返済額は5年間は変わりません。
毎月60,000円支払っているなら、5年間は60,000円のままです。
返済額の元本と金利の内訳が変わる形になります。
また、5年後に金利が上がって返済額が変更になったしても、「125%ルール」という仕組みがあるため、極端な返済額の上昇は避けられる仕組みにもなっています。
月々の返済額60,000円の場合、見直し後の返済額は75,000円になります。
固定金利とは。
変動金利に対して、固定金利は市場の長期金利を基準に決められます。
その中で代表的な指標金利は、「新発10年国債利回り」となっています。
全期間固定型の代表的な商品は、住宅金融支援機構が扱う「フラット35」があげられます。
「フラット35」は借入時の金利が借入全期間固定される商品です。
金利が固定されるため、月々の返済額は元利均等返済の場合、借入当初から変わりません。
金利上昇のリスクは避けられますが、金融機関が長期で金利上昇リスクを負うことになるため、変動金利より金利は高く設定されています。
民間の銀行の商品には「固定期間選択型」の商品もあります。
この商品は当初固定金利期間を定め、期間が到来するたびに、固定金利型を選択するか、変動金利を選択するかを選ぶ仕組みになっています(金利は借入時ではなく期間到来時の金利が採用されます)。
固定期間は代表的なところで、3年・5年・10年とありますが、期間が長くなるほど金利上昇リスクが高くなるため、設定された金利は高くなります。
この商品は固定金利期間があるため、固定金利商品と思われがちですが、固定期間終了後の金利が終了時の金利が適用され、借入時に将来の金利が約束されているわけでは無いため、「変動金利」の商品に分類されます。
いかがでしたでしょうか。
今回は簡単ではありますが、金利について説明させていただきました。
次回以降は、変動・固定金利のメリットとデメリットを交えて、住宅ローンの組み方を説明していきたいと思います。
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